さらなる「ノーベル賞」2015年日本人が連続受賞を続けている?!
2015年のノーベル賞は、梶田隆章氏と大村智氏の二人の日本人が受賞したことで話題になりました。ところで、『ノーベル』の名前を冠した国際的な賞がもうひとつあることをご存知でしょうか?
出典:るりぼしの日々雑感
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笑える研究に贈られる『イグノーベル賞』
出典:SENSORS
『イグノーベル賞』は1991年に創設された賞です。賞の対象者となるのは「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」で功績があったとされる人物です。
過去の受賞例としてこんなものがあります。
- マーフィーの法則についての研究、特にトーストはたいていバターを塗った面を下にして落ちることの実証
- グリズリーに対しても動じないスーパースーツを開発し、個人的な試験を行ったこと
- ビスケットを食べる前に紅茶などに浸す最適な方法の計算
これはごく一部の例に過ぎませんが、これを見るだけでも、イグノーベル賞がどれほどユニークな賞であるかわかります。
単におもしろい研究を行った人に贈られるだけではなく、時には皮肉や風刺を目的として受賞者が選考される場合もあります。
1995年に国際的な批判を押し切って水爆実験を強行した当時のフランス大統領ジャック・シラク氏に「ヒロシマの50周年を記念し、太平洋上で核実験を行った」として、平和賞が授与されました。
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『イグノーベル賞』は授賞式もユニーク!!
出典:日本科学未来館
イグノーベル賞の授賞式は毎年10月にハーバード大学で行われますが、授賞式に出席するための旅費や滞在費は自分持ち。しかも出席者には1分間のスピーチで聴衆を笑わせることが義務付けられます。
さらに、スピーチが制限時間を超えてしまうと、ぬいぐるみを抱きかかえた8歳の少女が壇上に現れ、
「もうやめて、私は退屈なの」
と連呼するというおまけ付き。式典の間中、客席から演壇に向かって紙飛行機が飛ばされるなど、とにかくその授賞式の様子はまるでお祭り騒ぎのようです。
ただ、例年すべての受賞者が出席するということはなく、むしろ欠席者の方が多いとのこと。まあ、賞の内容が内容ですから、欠席したい人の気持ちも分からなくはありませんよね。
日本人はほぼ毎年受賞している
出典:海から始まる
そんなイグノーベル賞ですが、実は日本人受賞者が多いことでも知られています。
1992年に化粧品会社資生堂の研究員の方6名が
「足の匂いの原因となる化学物質の特定」
という研究で日本人最初の受賞者になって以来、日本人が受賞しなかったのは1993年、1994年、1998年、2001年、そして2006年の5回のみです。
2007年以降、9年連続受賞を続けています。受賞者の中にはあのドクター中松の名前も。
日本以外に継続的に受賞者を輩出している国にイギリスがありますが、賞を主催するサイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』の編集者、マーク・エイブラハムズは日本とイギリスには、『奇人・変人』と見られることを名誉だと思う風潮があるからだと語っています。
ノーベル賞とイグノーベル賞、あなたならどちらを受賞してみたいですか?
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