小林麻央の余命判明！顔写真と乳がんステージからみた生存率

闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんが2014年10月21日に乳がんの告知を受けてから、2年が経とうとしています。現在の詳細と客観的な現状はどうなっているのでしょうか。

出典：Brother

発がん理由

乳がんを発症する原因は様々考えられています。

• 食生活の欧米化による肥満
• 出産経験の有無
• 初産年齢が30代以上
• 飲酒の習慣

これらによって乳がんリスクが高まることは確実とされています。

一方、運動によって乳がんの予防効果があることも確実とされています。

小林麻央の乳がんのステージは？

麻央さんの症状からがんの進行度を示すステージはどうなるのでしょうか。

腫瘍の大きさやリンパ節への転移でステージがわけられているのは1～3期のステージです。

乳がんが骨や肺など他の臓器へ遠隔的に転移してしまっている場合、ステージは4期となります。

がんは局所的に留まっているものであれば、外科手術の対応によって取り除くことができますが、転移性の乳がんの場合、身体中の様々な場所へがんが広がってしまう可能性があることから、化学療法による治療が中心に行われます。

麻央さんの4期の乳がんは、化学療法やホルモン療法で全身的な治療を行いながら、がんによる痛みを和らげる疼痛緩和を行うことになります。

生存率

がんの治療を開始してから5年後の生存割合を示す5年生存率は乳がんの4期の場合、約26～42%です。

これは他のがんに比べると高い方で、例えば肺がん4期の5年生存率はわずか4.8％と見通しの悪い結果となっています。

しかしながら、他の臓器へ遠隔的に転移してしまっている場合でも、一説によると原因となった部分を外科手術により切除することで生存率が改善する可能性があるとも言われています。

余命

出典：オフィシャルブログ「KOKORO.」

抗がん剤治療で頭髪が抜け落ちてしまった様子がブログで見受けられますが、これだけでは余命を判断することができません。

乳がん4期の10年生存率は約13～15%とのことから考えると、2017年に乗り越えなければならない大きな壁が待ち構えているでしょう。

骨や肺への転移の影響

骨の破壊

がん細胞は骨を破壊する活動を活発にしてしまうため、もろくなり骨折しやすい骨になってしまいます。

場合によっては

• 体重をかけただけ
• 少し体勢を変えただけ

これだけの動作でも骨折してしまう可能性があります。

肺の痛みと息苦しさ

進行が進むと、粘り気のある咳や痰が出たり、息苦しさを感じることがあります。

さらに進行すると胸に痛みが出たり、肺に水がたまるといった症状が出ることによって背中やみぞおちに痛みを感じます。

麻央さんは自分がたどった形跡を残し、万一の時、残された家族のために自分がどんな思いや経緯を経て、死に至ったのかを残すために今まで続けてきたブログとは別に新たに始めたのでしょう。

闘病体験を中継するように、自身の気持ちを事細かく伝えているブログ更新を実行している麻央さんの行動力は素晴らしいですし、本当に勇気づけられます。