バイオニックレンズの価格と費用・実用化の時期を検証!
2015/07/13
「コンタクトレンズ」を利用している人は日本に1500万人以上いると言われています。8人に1人は利用している「コンタクトレンズ」ですが、たったの8分で視力が回復し、しかも無痛手術ができる「バイオニックレンズ」というものが開発されています。一体どんなものなのでしょうか?
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バイオニックレンズとは?
これまで視力矯正アイテムといえば、メガネやコンタクトレンズが挙げられていました。自分では物を見る時にピントが合わないため、レンズを通して見ることではっきりと見ることができるアイテムです。
また別の方法では、裸眼視力を回復させる「レーシック手術」があります。目の表面の角膜にレーザーを当て、屈折矯正することで視力を回復させるため、メガネやコンタクトレンズのわずらわしさから開放されます。
そんな「レーシック手術」の次に登場したのが「バイオニックレンズ」です。
人体に無害な「生体適合性ポリマー」というヒトの身体に移植することを目的とした素材で作られたレンズは白内障手術と似た方法で眼球に固定させます。
この手術は無痛のため、麻酔もなく、入院の必要もありません。
二つ折りの状態になっているレンズを眼球上に乗せ、注入器に入った生理食塩水を注ぐとレンズが開いて眼球に装着されます。たったこれだけの施術です。
どのくらい見えるようになるの?
出典:もりや眼科
例えば、3メートル離れたところにある時計が見えない視力だったとすると、「バイオニックレンズ」によって回復した視力は10メートル離れたとしてもクッキリと見えるようになると言われています。
また、「バイオニックレンズ」を付けていると白内障になる心配もなくなります。
視力がどの程度出るかに関しては、最大で視力2.0の3倍と言われています。
ということは…脅威の視力6.0ということです。
視力検査の場合、通常5メートル離れて1.0の輪の切れ目がわかるのが1.0です。視力6.0の場合、これが30メートル離れてもわかる視力ということになります。
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販売される価格はいくら?
現在の「レーシック手術」ですと、10万~20万円代後半くらいの費用が一般的な金額となっています。
中には保証や見え方、角膜の傷の有無、矯正の強弱によって金額が上がるケースも多くあります。
一方、「バイオニックレンズ」の施術費用は日本円で約38万円と開発した企業は考えています。
実用化はいつ頃?
今後、動物実験や臨床試験を経て、順調に手続きが進んだ場合は2017年にカナダ国内での認可が下りる見込みであるとされています。
その後問題がなければ日本への導入も検討されるでしょう。
東京オリンピックが開催される2020年頃には、もしかしたら導入されており、観客席の一番遠い場所からでも選手の様子がはっきりと見える人が急増しているかもしれません。
メリットばかりを書いてきましたが、デメリットとして発生する問題も必ずあるはずです。
現段階ではデメリットは発表されていませんが、「レーシック手術」の場合も技術が導入されるようになってから数年後にトラブルが発生しています。
失明や病気のリスクを追うことなく、誰もが安心して視力を回復できるような日が来る日も近いことでしょう。
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